屋上緑化カバー工法とは
屋上緑化カバー工法とは、失敗した屋上緑化(既存)の上に新しい屋上緑化システム(常緑キリンソウ袋方式)を被せる工事の方法で屋上緑化を簡単に補修することが出来る工法です。
昨今の異常気象が原因で緑化新設後2,3年という短い期間で屋上緑化が失敗するケースが増加し、雑草問題、土壌飛散で近隣の洗濯物を汚す問題、緑化維持の法的義務など色々な問題を引き起こしています。これまでの屋上緑化の補修工事では、積載荷重の問題、屋上緑化システムが風で飛ばされないように建物に強固に固定する必要がありましたので、屋上緑化のカバー工法は存在しませんでした。「土壌流防」「雑草対策」「置くだけの簡単緑化」を実現したのが常緑キリンソウ袋方式です。袋方式(特許第4911418号+登録商標第6125712号)+品種登録(品種登録番号第15866号)のトリプル知財製品が屋上緑化カバー工法を可能としました。
屋上緑化カバー工法(既存緑化の改修方法・改修事例)
既存緑化部分を残した状態での簡単改修
1.雑草を取り除く
2.防草シート敷設
3.常緑キリンソウ袋方式設置
既存緑化を改修する際に最も大変なのは、既存緑化を残すか? 撤去するのか? 大きな問題となります。積載荷重に問題がなければ、常緑キリンソウ袋方式による「屋上緑化カバー工法」で簡単に改修ができます。既存緑化分の雑草を取り除き、防草シートを敷設して、常緑キリンソウ袋方式を置くだけに簡単に改修が完了します。

荷重をかけられない屋上緑化では、薄層のトレー式屋上緑化が広く利用されています。しかし、台風の影響により、トレー式屋上緑化システムの土壌と植物が流出し、屋上の状態が悪化しています。このため、植物の損傷や土壌流出による排水設備への影響が懸念されています。また、お客様からは屋上の状態についてのご懸念が寄せられ、工事業者にクレームが申し立てられています。
大型化する台風や豪雨による土壌の飛散・流出、さらに猛暑による植物の枯死により、屋上緑化の被害が増加しています。

大型化する台風や豪雨による土壌の飛散・流出、さらに猛暑による植物の枯死により、屋上緑化の被害が増加しています。

環境問題に貢献する屋上緑化を導入した会社は、台風の影響で深刻な状況に陥った屋上緑化の補修(保証)を工事業者に求めています。工事業者も屋上緑化の状況の深刻さを認識し、その対応に追われています。一方、工事業者(父)は家庭でも悩みを抱えており、そんな中で娘との会話が始まります。

屋上緑化でこんな悩み・お困りごとがありませんか? 屋上緑化の失敗の原因



屋上緑化の工事の難しさやメンテナンスの大変さ、台風や豪雨の影響で土壌が流出しやすい現状について、父は娘に説明します。その後、娘は勤務先で導入した屋上緑化システム「常緑キリンソウ袋方式」の見学を提案します。
常緑キリンソウ袋方式(FTMバック・ファスナー式緑化袋)による屋上緑化の事例

常緑キリンソウ袋方式による屋上緑化の事例写真常緑キリンソウ袋方式による屋上緑化の事例写真

翌日、娘の会社を訪れた父は、目の前に広がる常緑キリンソウ袋方式による屋上緑化の景色に驚きます。特許を取得したこの屋上緑化システムの特徴について、娘は「土が流れない」「雑草が生えない」「工事が簡単」といった利点を説明します。また、常緑キリンソウは散水の必要がなく、雨だけで十分であることも説明します。
常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ・ファスナー式緑化袋)の特徴


父は常緑キリンソウ袋方式の優れた特長に気づきます。そこで、台風の影響で深刻な状況に陥った屋上緑化の補修策として、この方式を提案し、導入が決定しました。工事業者は、施工の簡単さとローメンテナンス性に驚きます。そして、導入から10年が経過しても、屋上緑化は健全な状態を維持しています。
常緑キリンソウ袋方式(FTMバック・ファスナー式緑化袋)の施工方法

常緑キリンソウ袋方式の施工方法 1.ファスナー開く 2.常緑キリンソウを植える 3.ファスナー閉じる

常緑キリンソウ袋方式を導入した企業から、感謝の声が寄せられています。この方式により、台風や豪雨の後の土壌流出の心配がなくなり、散水の手間も不要になりました。また、屋上の断熱効果によりエアコンの稼働日数が減少し、省エネにも貢献しています。その結果、他の営業所でも同じ方式での屋上緑化システムの導入が依頼され、工事業者も高い評価を得ています。「土壌流出防止」「雑草対策」「簡単緑化」を実現する常緑キリンソウ袋方式。屋上緑化をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。