常緑キリンソウ袋方式|屋上緑化カバー工法とはⓇ
既存の屋上緑化を撤去せず、常緑キリンソウ袋方式を上から敷き並べることで、屋上緑化を再生するカバー工法の施工例です。
常緑キリンソウ袋方式®による屋上緑化カバー工法とは
屋上緑化カバー工法®とは、劣化や機能低下が生じた既存の屋上緑化を撤去・廃棄せず、その上から常緑キリンソウ袋方式®を設置することで、既存屋上緑化の補修・改修・再生を行う工法です。
本工法は、既存の屋上緑化をすべて撤去するのではなく、現状を確認したうえで再生することを前提としています。撤去に伴う工期、コスト、産業廃棄物の発生、周辺環境への影響を抑えながら、屋上緑化を再生するための一つの選択肢として位置づけられます。
近年は、猛暑、豪雨、乾燥、強風などの気象条件の影響により、屋上緑化が新設後数年で劣化するケースも見られます。屋上緑化が劣化すると、植物の枯れ、雑草の繁茂、土壌流出、土壌飛散、維持管理負担の増加、条例や緑化基準への対応など、さまざまな課題が生じる場合があります。
従来の屋上緑化補修工事では、積載荷重の制約、既存緑化の撤去作業、土壌や植栽の処分、強風時の飛散防止、建物への固定方法などが課題となり、既存緑化の上に新たな緑化を被せる「カバー工法」は、実務上難しい面がありました。
また、既存屋上緑化を撤去する場合には、土壌や植栽が産業廃棄物となることがあります。重機が使用できない屋上や搬出経路が限られる建物では、撤去作業そのものが大きな負担となる場合もあります。さらに、撤去時に土壌が周辺へ飛散したり、建物内外を汚損したりするリスクにも配慮が必要です。
こうした既存屋上緑化の補修・改修・再生に関する課題に対して、常緑キリンソウ袋方式®は、土壌流出防止、雑草対策、土壌飛散抑制、維持管理負担の軽減を考慮した屋上緑化システムです。土壌入りの袋状ユニットに常緑キリンソウを植栽する構造により、既存緑化の上から設置する屋上緑化カバー工法®への活用が可能になります。
常緑キリンソウ袋方式®は、特許、登録商標、品種登録に関わる知的財産を背景とした屋上緑化システムです。屋上緑化カバー工法®は、この常緑キリンソウ袋方式®を活用することで、従来は難しかった「既存屋上緑化を撤去せずに再生する」という選択肢を現実的なものとしています。
ただし、屋上緑化カバー工法®の適用可否は、建物の積載荷重条件、既存屋上緑化の状態、防水層の状況、屋上の形状、風の影響、搬入経路、管理条件などを確認したうえで、個別に判断する必要があります。
既存屋上緑化の劣化、雑草繁茂、土壌流出、土壌飛散、枯れ、維持管理負担でお困りの場合は、常緑キリンソウ袋方式®による屋上緑化カバー工法®が、補修・改修・再生のための有効な選択肢となる可能性があります。
※「屋上緑化カバー工法」(登録商標第6902781号)は、株式会社緑化計画研究所の登録商標です。